風 邪 |
 |
| ここでは風邪の原因と基本的な処置についてお話しします。 |
 |
■ 風邪の原因 |
 |
風邪の原因のほとんどはウイルスによります。
疲労などで体調を崩したりすると、免役力がなくなります。免役力がなくなりますとウイルスが侵入してきても、ウイルスを排除する力が弱くなっているので、粘膜の炎症を起こしてしまいます。
普通の風邪は、熱もあまり高くなく、くしゃみ、鼻水、セキ、喉の痛み等の症状が一般的ですが、頭痛、嘔吐、下痢などの症状を伴うこともあります。普通の風邪でもこじらせると、気管支炎や、肺炎になることもあります。
一方、インフルエンザは熱が38度以上になり、普通の風邪の症状も表れますが、いきなり頭痛、筋肉痛、関節痛などの全身症状が見られます。気管支炎や肺炎などを併発しますので、乳幼児や高齢者は重症にならないようにインフルエンザにかかった時は、充分に注意する必要があります。
|
 |
■ 風邪を引いたかなと思った初期の段階の特徴&処置 |
 |
1:悪寒(おかん)
ゾクゾクとする場合は、風門(首筋の後の飛び出た骨の下)を暖める。熱いタオル、「こんにゃくを茹でてタオルでくるんだもの」、市販されているレンジで暖めるものなど便利です。急を要する場合は、あまりお進めではありませんが使い捨てミニカイロを使いましょう。
2:のどが痛い お茶、ルゴール液(薬局で売っています)などでうがいをする。ひどくなると声帯を痛めて、声がれになりますので気をつけて下さい。からしなどの刺激物や塩分の強い食べ物、タバコは控えてください。
3:くしゃみ・鼻水 鼻から侵入してくるウイルスや、異物を外に追い出そうとして、ヒスタミンなどの化学物質によって、鼻粘膜の知覚神経が刺激されて起こります。また、冷たい空気に刺激されても起こります。
くしゃみ、鼻水などの症状は乾燥が一番良くありません。室内の湿度を高くしましょう。
鼻の横を、中指を上下にしてマッサージをすると、鼻腔の血行が良くなって、刺激が緩和されます。
4:頭 痛 こめかみの横のくぼんでいる所を指で軽く押えますと楽になります。激しい頭痛は他の病気が原因で起こっていることも考えられますので、医師の診断を受けて下さい。
5:首や肩のコリ 血行を良くしてマッサージをすると楽になります。熱がなければ入浴して体を温めて、軽くマッサージをします。風呂に入れない場合は熱いタオル、暖めたこんにゃくなどを首や肩に当ててからマッサージをします。
6:発熱時の手当て 体を休めて安静にする。汗をかいた後は体を拭いて肌着を着替えます。肌着を着替えるとき、体を冷やさないように、冬は部屋を暖めて手早くします。
7:足湯 浅めのバケツなどの容器に43〜44度のお湯をそそぎ、両足をふくろはぎまでつけて、10分くらい暖めます。全身の血行がよくなり代謝を高めます。 |
 |
■ 本格的に風邪を引いてしまった場合の処置 |
 |
まず、寝ることです。充分な睡眠は何よりの薬です。体を安静にしてエネルギーの消耗を少なくします。そして、体を温めること。暖かいスープやしょうが湯(風邪の食事療法のページ参照)などを飲んで体を内部から温めましょう。
発熱すると体力の消耗が激しくなります。栄養価の高いものを食べて、良質のタンパク質やビタミンやミネラルを補給する必要があります。特にビタミンCは免役力を強化する働きや抗ウイルス作用がありますのでジュースなどで補給してください。
それから部屋を暖めましょう。20〜25度の室温がよいとされています。
それと同時に、部屋を加湿しましょう。ウイルスは湿度を嫌います。乾燥している場合は、湿度を60%〜80%に保つようにして下さい。
最後に、高熱、症状が急変した場合は医師の診断を仰ぎましょう。特に体力の無い乳幼児、高齢者などは合併症に注意して下さい。 |